サンマと言えば、
小骨が多く、内臓は苦いし、子供の頃食べるのが苦手で、
しかも魚を綺麗に食べられないと親父にきつく怒られるのであまり好きではなかったのですが、
大人になると好みが変わるもので、
秋を迎えると一度は食べておかないと気がすまなくなるものです。
ですが、未だに綺麗には食べれないので、
親父の前では絶対に食べたくない店長です。
さて、
そんなサンマですが、
何が合うだろうか考えた結果たどり着いたワインがこちら。
“2014 カピストゥラニ・ツルニ・セレクテッド” ¥2,280(税別)
産地:クロアチア/ドナウ
品種:フランコフカ70%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%
あまり聞きなれないクロアチア産赤ワイン。
同国内では最も古くから続くワイナリーとして有名で、
1954年には英国のエリサベス女王の即位式に11,000本ワインを収め、
今もイギリス王室のワインリストにオンリストされており品質も折り紙付きです。
綺麗な赤い果実の旨味がまろやかで柔らかく、
カベルネ由来のタンニンもなめらかで絹のような舌触りで、
嫌味がない上品な味わいとなっています。
そんなワインに合わせたサンマ料理は、
名付けて“漬けサンマの燻製内臓ソース添え”
漬けにしたサンマを燻し、すり潰した内臓を醤油とバルサミコ酢で味付けしてみました。
けっこう美味しいです。
程よいバルサミコの酸味とワインが調和し、
内臓の苦みとタンニンがよく合います。
棒受け網漁のせいで市販のサンマの内臓はうろこだらけなので、
内臓を取り出し一旦うろこを洗ってソースにした方が食べやすいです。
たまにはひと手間加えたサンマ料理もいいものですね。
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